裏磐梯でのお宿(ガストホフ虹の詩)

一ヶ月近く前に行った裏磐梯。泊まったのはガストホフ虹の詩というところです。

実は、ここには三度目の正直でやっと泊まれたのです。一昨年の夏休みでも、去年の夏休みでも、この宿での滞在を予定に入れようとしました。ところが、なぜか泊まりたい日に限って休業日!! orz 今年ようやく泊まれました。

三度もチャレンジしてまで泊まりたいと思った理由は、フォアグラです。(^^; 言わずと知れた世界三大珍味の一つですが、私は珍味ではなく美味だと思っています(あとの二つの珍味はどうでもいいです。特にトリュフ (^^; )。生産工程の残酷さで近年とみに肩身の狭い食べ物にと変わってきていて、いずれは全滅しちゃうかもな〜と思わないでもないですが、心が痛みつつも私には美味しい……。うちの冷凍庫にはフォアグラ・ド・オアとカナールが常備されています。

ここガストホフ虹の詩は、わざわざ宿泊プランにフォアグラを載せているのでつい引き寄せられてしまいました。

虹の詩

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お部屋はこんな感じです。

虹の詩

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それから、楽しみにしていたご飯。美味しい、そして量が多い〜。

虹の詩

デザート。手作りのシフォンケーキ、とても美味しかったです。

虹の詩

そして、朝ご飯。

パンが手作りなんです。これも美味しい〜〜〜。

虹の詩

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以前の看板犬はグレートピレニーズだったそうですが、今はビションフリーゼです。パウダーパフと言うらしい、あの独特のカットをしていなかったため、小型犬に疎い私にはその子がトイプードルなのかマルチーズなのかビションなのか全然分かりませんでした(皆、分かるの??)。人&犬懐っこくて、とても可愛い子でした〜。

同じ日に宿泊したのは、若い方々の一グループだけでした。そのグループ内のお一人の目的(?)が、多くの犬連れ旅行者さんとは全く違っていて印象的でした。なんと「犬嫌いの克服」だったのです。

そのグループさんが連れてきたワンちゃんは小型犬だし、宿の看板犬も小型犬。そこに登場する超大型犬、アイニー。(^^;;;;; グループ内の他の方々は犬好きなのでアイニーは可愛がられていましたが、その方にとってはもう……。初対面時に「いきなりラスボス級!!」と言われてしまいました。ラスボスという言葉が個人的にはかなりウケました(デスピサロ〜)。

アイニーはおとなしい犬ですが、犬が嫌い、恐い人には堪え難い存在でしょうね……。子供の時の体験からチワワサイズでも犬が恐いという友人がいるので、私は犬が苦手な人には理解があるつもりです。別に私たちが何か悪いことをした訳じゃないんだけど、ほんと、ゴメンナサイね〜〜〜。

(「克服させる」とかいきまいて犬を無理矢理近づけたり、「こんなに可愛いのに恐がられた/嫌な顔された」とブログで不快感を示したり、犬を苦手な人を受け入れられない犬好きさんが時々いますが、私には理解不能です。もうちょっと想像力豊かだったり寛大だったりしてもいいのでは?と思います。)

ともかく、その方にとっては、いろいろつらい宿泊だったかなぁと思います。より犬が苦手になってなければいいのですが。

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いや〜、驚きました。そういう目的で犬OKの宿に泊まる方がおられるなんて、それまで考えたこともなかったです。

犬は苦手だということをはっきり示されても、私たちは別に全然不快ではありませんでした。「そういう人は泊まりに来なければいいのに」とも思いません。

こちらから積極的にアプローチする気はありませんが、アイニーは穏やかで優しい犬だから、アイニーを練習台にしたいならどんどんしてくれちゃって構わない、それでその方が少しでも苦手意識をなくしてくれれば(=克服のお役に立てれば)嬉しいなとはおもったけれど、残念ながら最後まで遠い存在のままでした。

この先もそういう方と出会うかもしれません。その時、何ができるかな〜。お役に立てればいいのですが。

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