今週一番のぬか喜び

これまでずっと我が家は、北海道にアイニーを連れて行きたいなぁと思っていました。近い血縁のバニちゃんsも居ますしね〜。しかし、フェリーの乗船条件が受け入れがたくて、諦めていたんです。

一昨年乗った佐渡汽船と違い、これまで本州—北海道間のフェリーでは、だいたい中型以上の犬は車に載せっぱなしにしておかなければなりませんでした。船が動いている間エンジンは切らなければならないし、人は車に残れません。それが嫌で、北海道旅行は諦めていました。

そして、今週知ったのが、4月のブルーマーメイドの就航です。わざわざ

ブルーマーメイドには、大きいわんこもOKの「プライベートドッグルーム」を完備!

とまで書かれているので、「やった〜、ついに!!」と思いましたとも。

ところが、そのブルーマーメイドの「ドッグバルコニー付きの大型犬対応プライベートドッグルーム」とやらは、どう考えてもアイニーを初め多くの大型犬は利用できないものです。

注意書きによると、

次の犬は利用できません。

※ブルーマーメイドのプライベートドッグルームは、幅52㎝×奥行80㎝×高さ60㎝のケージ、犬用カートに収まらない犬、且つ、体重30㎏を超える犬

犬種の規定もあります。以下が、今日現在での禁止犬種です:

  • アメリカン ピット ブル テリア
  • ジャーマン シェパード ドッグ
  • ドーベルマンピンシャー
  • 秋田犬
  • グレートデン
  • セントバーナード
  • 土佐犬
  • 闘犬

なんだかなぁ……。これで「大きいわんこもOK」って言われてもなぁ…です。orz 結局使えないじゃん!!

ぬか喜びでした。

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文句を言っても仕方ないと分かってはいるんですけどねぇ……。やっぱり、とても残念。

その〜、体重約40kgのアイニーと実際一緒にフェリーに乗ってみて、特に自分たちが困ったこと、そして何よりフェリー会社に特別迷惑をかけたことはなかったと思うだけに残念なのです。

プライベートドッグルームの料金が割り増しになっても全然構わないので、アイニーとフェリーで北海道に行ってみたかったなぁ……。

(もしかしたら実際にはそこまで融通のきかない運用ではなくて、測定なんてしなくて多少オーバーしてても乗れてしまうのかもしれませんが、そういう可能性に賭けようとは思わないたちです。)

***

私は「うちの犬は絶対噛まない」派の人じゃないので、アイニーが「絶対安全」とは保障できません。しかし、船に乗ることを許される大きさのワンちゃんたちも同様に「絶対安全」を保障できない存在だろうと思うし、その子たちとの間に大きさ以外の差異を見いだせないのでなんだかモヤモヤ〜。30kgの境界線はどこから来るのか……。

犬関係で何か事件があると、「飼育を免許制にしろ」なんて意見が出てきますよね。私はそれでも全然構いません。それに、犬自身に基本的なしつけができているか、社会性を身につけているか、試験をパスした犬だけが乗船できるというルールでも全然構いません。体重で分けるより、そっちの方がよほど納得できる気がします。

今週一番のぬか喜び」への2件のフィードバック

  1. お久しぶりです。
    青函フェリー?だったと思うのですが、こちらのフェリーは車の中に人も乗って入れますよ。
    私達が去年、山形に行った時に津軽海峡フェリーが欠航?か何かで、青函フェリーに乗ったのですがエンジンもかけてましたよ♪
    会えたら嬉しいな~^^

    • バズ母さん、こんにちは〜。
      ほんと、会いに行きたいです〜。

      青函フェリーですか、なるほど。一応「ペットのみ自家用車内での待機をお願いいたします。」と公式サイトに書かれてはいるのですが、臨機応変に対応してくれるのかもしれないですね。

      しかし、誠に残念ながら、個人的には、特に普通車両の旅行者にはこれはあまり普及させない方がいいのはないかな〜と思っています。(^^; 駐車場エリアで犬を散歩させる人が続出し、大小の排泄物が残されるケースが増えそうですから。←私の知っているショッピングモールの立体駐車場では、いつ頃だったか「犬の散歩ご遠慮ください」のポスターが貼られました。今では、立体駐車場は全面的にペット連れは不可、屋外の平面駐車場のみOKとなっています。

      長距離トラックの運転手さんなどだと車内に残られる方が多いという話も聞きますが、そういう方やバズ母さんのように大きな車に複数の犬を載せている方は職業が推測しやすくて車上荒らしの可能性は低そうだし、定期船に乗り馴れていてマナーも心得ていそうという信用があるのかもしれないですよん。
      マナーが悪い人がいて、ルールが厳しくならないことを願います〜〜〜。

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