馬肉でダイエット&ストラバイト結晶対策。美味しいんだワン。

週末アイニーはシャンプー&尿検査のため動物病院に行きました。
ショックなことに、pHは8.5でちょっと結晶が……。この半年以上、ストラバイト結晶にはず〜っと頭を悩ませてきました。療法食2 種類とサプリを試した上でサプリを使うことに決めたのですが、ダメかぁ……。orz

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前から考えていたのですが、これを機に馬肉を使ったストラバイト結晶対策と減量にチャレンジしてみようと思います。

お腹の弱いアイニーの主食は、ストラバイト対策用のc/dでもpHコントロールでもなくi/dです。その一部を同重量の馬肉で置き換えます。それによってストラバイト結晶と関係のあるリンやマグネシウムの摂取量が減ります。摂取エネルギーも減るから、やや肥満気味のアイニーにはちょうど良さそうです。今でさえバーニーズとしては軽量の約40kgですが、アイニーの華奢な骨格に対しては重めです。ぷにぷにしています。健康で長生きしてほしいので、獣医さんの仰る目標体重を急がずに目指します。

もともと体重に対してドッグフードを少なめにしてはいるのですが、それでも運動量が少ない犬なのでカロリー消費量も少なく、余った分が体重増加につながっているんですよね〜。ドッグランで他の犬種の犬たちと比べると、アイニーの動かないことと言ったら。orz 仮に体重が同じだとしても、同じだけのカロリーを消費するとは到底思えません。とはいえ、食事のコントロールをするだけじゃなんなので、これからの涼しい季節はアイニーも運動量を増やしていきたいと思っています。

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どういうものをアイニーに食べさせるかは、安全性はもちろんカロリーや成分を元に決めています。出来合いのドッグフードの安全性には疑問の声がありますが、手作り食でカロリーや成分構成を理想的に保つのは私にはとても大変そうです。出来合いのドッグフードの方がアイニーの健康にとってはまだましなんじゃないかと思えます。以前メラミン汚染でリコールを体験したペットフードメーカーたちは多少は品質に注意を払うようになっている、信頼できると思いたいです。

「犬のアレルギーのうち食物アレルギーは10%を占め、その中でも最大の原因が牛肉である」という内容の英語記事を読んだことがあります。ちゃんとしたアレルギー検査を受けさせた訳ではありませんが(怪しげなのならある (^^; )、実際アイニーには牛の脂肪がどうも合わないようなので、牛肉はあまり食べさせていません。脂肪分が多い豚肉も「ぽっちゃり系」アイニーにはほとんど与えません。肉を与える場合にはほとんどが鶏肉か馬肉・鹿肉で、入手の簡単さや脂肪分の少なさから、今回は馬肉を選択しました。

(馬)肉は酸性の食べ物だからストラバイト結晶ができやすい犬にはいいんじゃないかな〜と思いますが、ヒルズの特別療法食のpHデータがないので比べられません。雑なやり方ですが、家で水に溶いてリトマス試験紙で調べてみようかな。

(参考データ)100g当たりの比較:

馬肉 c/d i/d r/d ? pHコント ?
代謝エネルギー(ME) 110kcal 401kcal ? 357kcal 296kcal 395kcal
粗蛋白質 20.1% 19.0% 以上 22.0% 以上 28.0% 以上 18.2%
粗脂肪 2.5% 17.0% 以上 9.0% 以上 6.5〜9.0% 17.2%
粗繊維 0.3% 4.0% 以下 3.5% 以下 16.0% 以下 47.2%
粗灰分 1.0% 6.0% 以下 9.0% 以下 7.0% 以下 6.7%
水分 76.1% 10.0% 以下 10.0% 以下 11.0% 以下 9.6%
カルシウム 0.011% 0.60% 以上 0.80% 以上 0.50% 以上 0.50%
★リン 0.17% 0.70% 以下 0.50% 以上 0.40% 以上 0.47%
★ナトリウム 0.05% 0.31% 以下 記載なし 記載なし 1.21%
★マグネシウム 0.018% 0.14% 以下 記載なし 記載なし 0.05%
  • c/dがストラバイト対策、i/dが消化器に問題を抱える子用、r/dが減量用で、表中の値はどれもドライフードのものです。
  • 馬肉のデータはこちらから拝借しました。

※自分用に作成した表なので、間違いがあっても責任は負いかねます。(^^;;

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サプリ(ゼンラーゼU)は今後も継続して投与します。

アイニーは我が家にとって初めての犬で、アイニーパパも私も犬の飼い方については素人です。ですから、フードの量はもちろん内容についてもかかりつけの獣医さんに相談した上で決めています。

二週間後に再検査です。少しは結果が出るといいなぁ。

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追記:

興味がわいたので、時間がある時に上の表にロイヤルカナンのpHコントロールとヒルズの普通食も追加してみたいと思います。

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追記:(10月25日)

表中のドッグフード(c/d)の数値の間違いを直しました。自分のタイプミスなどではなく、参照したネットショップのデータの間違いです。論理的に納得いかないので調べ直して正解でした。

まったくも〜、アメリカの製造元か輸入者(日本ヒルズ・コルゲート(株))が信頼できる参照元としてきっちり保証分析値を載せておいてくれればいいのに!! (-_-#) (さすがに製造元はDry Matterは載せていますが、単純比較用に保証分析値が知りたい!!)

表中で、正確さに疑問があるものは「?」をつけています。i/dの数値については、うちに現物があるので正確です(何度も確認しました)。c/dは、代謝エネルギー以外は正確です。アイニーに合わないことが分かった後、購入したc/dは動物愛護団体に送ってしまい、今うちにあるのは代謝エネルギーの記載がない試供品の袋だけなので確認できません。

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